犬連れで宿泊するなら、ペットシーツは持参するのがおすすめです。宿で用意されている場合もありますが、枚数やサイズは施設ごとに異なり、必ず使えるとは限りません。慣れない部屋での失敗に備えるためにも、普段使っているペットシーツを余分に持っていくと安心です。
犬連れの宿泊にペットシーツが必要な理由
ペットシーツは、宿泊先の室内で犬が排せつする場所を作るために使います。普段は外で排せつする犬でも、移動中や天候、環境の変化によって室内で排せつすることがあります。
特に、次のような犬はペットシーツを多めに準備しておくと安心です。
- 子犬やトイレトレーニング中の犬
- 高齢犬や体調に不安がある犬
- 普段と違う場所で緊張しやすい犬
- 長時間の移動で排せつの間隔が変わりやすい犬
- 室内で過ごす時間が長くなる犬
ペットシーツがあれば、床への汚れを防ぎやすく、飼い主が掃除する負担も減らせます。宿の床や備品を汚さないためのマナーとしても、準備しておく価値があります。
宿にペットシーツがある場合でも持参したほうがよい
ペット可の宿では、ペットシーツやトイレトレーなどを備えていることがあります。ただし、用意されているか、何枚使えるか、どのサイズかは宿によって異なります。
宿泊プランや施設案内に「ペットシーツあり」と書かれていても、滞在中に必要な枚数すべてが提供されるとは限りません。大型犬にはサイズが合わないこともあるため、いつも使っているものを持参するのが確実です。
予約前または宿泊前に、次の点を宿へ確認しておくと準備しやすくなります。
- ペットシーツが用意されているか
- 用意される枚数
- レギュラー、ワイドなどのサイズ
- トイレトレーの貸し出しがあるか
- 使用済みシーツの捨て方
- 室内のどこにトイレを設置するか
持っていくペットシーツの枚数の目安
必要な枚数は、宿泊日数、犬の大きさ、普段の排せつ回数、室内でトイレをするかどうかによって変わります。決まった正解はありませんが、普段1日に使う枚数を基準にして、予備を加えると考えやすくなります。
計算例として、普段1日に3枚使う犬が1泊2日で宿泊する場合は、次のように考えられます。
3枚×2日分+予備2〜3枚=8〜9枚
これはあくまで準備量の計算例です。子犬やトイレの失敗が心配な犬は多めにし、普段ほとんど室内で使わない犬でも、最低限の予備を持っていくと安心です。車内、移動用クレート、部屋で使う分を分けて準備すると、必要なときに取り出しやすくなります。
ペットシーツ以外に必要な持ち物
ペットシーツだけでは、排せつ後の処理ができません。宿の備品に含まれているとは限らないため、次のものも準備しましょう。
- 使用済みシーツを入れるビニール袋や消臭袋
- 排せつ物を処理するための袋
- 足や床を拭くためのウェットティッシュ
- 普段使っているトイレトレーやトイレ用の囲い
- 粗相に備えるタオルや防水シート
- 犬が普段使っているトイレの合図に使う用品
宿の寝具やソファの上で排せつしないよう、犬を自由にする範囲は様子を見ながら決めます。トイレの場所を最初に案内し、落ち着いて排せつできるようにすると、失敗を防ぎやすくなります。
宿でペットシーツを使うときの手順
- 部屋に入ったら、犬を落ち着かせる前にトイレの位置を決めます。
- 普段使っているペットシーツやトイレトレーを、犬が確認しやすい場所に設置します。
- 犬が排せつしそうな様子を見せたら、トイレまで連れていきます。
- 排せつできたら、普段と同じ声かけやほめ方をします。
- 使用済みシーツは宿の案内に従って処理し、床が汚れた場合はすぐに拭き取ります。
トイレの場所は、食事場所や犬が寝る場所から離し、人の出入りが少ないところを選ぶと設置しやすいでしょう。ただし、客室内の利用ルールで場所が指定されている場合は、宿の指示を優先します。
宿泊先によっては室内トイレが禁止されていることもある
ペットシーツを持参しても、宿の規則で室内での排せつ方法や場所が決められている場合があります。屋外の指定場所で排せつさせるルールや、客室内でのトイレトレーの使用を求めるルールが設けられていることもあります。
そのため、予約前に「客室内でペットシーツを使えるか」「使用済みシーツをどのように処理するか」を確認してください。案内に記載がない場合は、宿へ直接問い合わせるのが確実です。
また、宿のルールにかかわらず、使用済みシーツを客室のごみ箱へ入れてよいとは限りません。指定された場所や方法がある場合は、必ずそれに従いましょう。
犬連れの宿泊でペットシーツを忘れた場合
忘れた場合は、まず宿にペットシーツの提供や販売、近隣で購入できる場所があるかを確認します。ただし、必ず用意されているとは限らないため、出発前に荷物へ入れたことを確認するのが安全です。
代用品で床を汚れから守れる場合もありますが、吸収力や防水性が十分とは限りません。新聞紙やタオルだけで済ませようとすると、床まで汚れる可能性があるため、できるだけ早くペットシーツを入手しましょう。
犬連れで宿泊するときは、「宿にあるかもしれない」ではなく、「必要な枚数を自分で持参する」と考えるのがおすすめです。普段使っているサイズのペットシーツに加えて、予備、処理用の袋、掃除用品を準備し、宿の室内トイレやごみ処理のルールを事前に確認しておきましょう。







